ビズナレッジ株式会社 = コーチングプログラム × コンテンツ開発 × 組織活性化コンサルティング 
 for your dream & your success あなたの”夢”にビジネスの翼を、”成功”のためにナレッジを

アセスメント基準書改訂の意義
 さて、昨日の会では先行され、一般向けには3月から発売予定のアセッサージャーナル21号(発行:経営品質アセッサーフォーラム 発売:経営品質協議会)では、私は表紙のデザインと最初の特別企画、座談会原稿をメインにお手伝いさせていただきました。

 細かい内容はここでは触れませんので、入手して読んでいただきたいのですが、昨日のアセスメント基準書改訂の話、それから学会の研究発表を合わせて聴いて、ああ、なるほど、と今更思ったことがありました。

 本当に今更ですが「経営品質の使い方」がしっくり来たのです。
 まず、経営品質では「卓越した経営」を目指す、ということになっていますが、これがよくわからない。で、結果から見ると、アセスメント基準書ではこれを3つの指標でチェックすることとしています。

 ひとつは「CSの結果」、そして「ESの結果」、そして「財務の結果」です。

 このうちわかりにくいのが「財務の結果」です。売上げなのか利益なのかということを考えると、単純に結果だけを見てわからないので、シンプルに考えれば「BSの結果」ということになるでしょう。その組織が成長しているのか、ということになります。

 つまり「CS」「ES」「BS」のこの3つの「S」が良ければ、まあ、いい経営ではないか、と。そして、社員にも顧客にも見放されないだろうから、経営が持続するのではないか、ということです。



 ちなみに経営品質では、CSとESが上がれば財務の結果も良くなるという「風評」がありますが、実感としてはわかりますが、これはどうも因果関係がよくわからない。ということで、経営品質学会の渡辺昇先生に立ち話で素朴にこの疑問をぶつけてみたところ、変数が多すぎて、そのロジックは通らない、と言われました。納得ですね。

 結果だけを見てしまうと、単に偶然良かったのか、それを意図的にやっているのかわからないといけませんので、もう少し細かく見ていこうと思うと、「CS」につながる「顧客・市場の理解」と「顧客の声への対応」「価値創造プロセス」「支援プロセス」を見ていこう、ということになります。要するに、ちゃんとお客さんを見極めて、独自の価値を提供できてるの?ということをチェックするわけです。

 そしてそれらを生み出すには「情報マネジメント」「組織的能力」「個人の能力向上」が必要、ということになります。要はちゃんと個人の能力を上げ、組織として学習して、学習したものを組織として活かせているの?というところをチェックするわけです。

 ここいらへんは発想がBSCの戦略マップっぽいですね。



 さらに、これらを生み出すには、「リーダーシップ」「社会的責任」「戦略の策定と展開のプロセス」をチェックする必要がある。ここいらへんは上のすべてを生み出すそもそもの源泉です。この「リーダーシップ」というところから出発するあたりは、TQC or TQMっぽいです。

 つまりは、さっきの「3つのS」のバランスを取って、3つを同時に良くしていくことが、経営品質でいうリーダーシップの良い姿、ということになります。(これを渡辺先生は「媒介型リーダーシップ」と称されていました。)

 さて、よく経営品質のアセスメントが大変だー、大変だーと言われますが、よく考えたらこれらの結果をチェックするだけで1000点中の400点分がわかるのです。ということは、これらをまずチェックして、うまくいっていないところだけ細かく見ていけばいいような気がします。アセスメントが目的ではなく、良い経営をしているかを振り返ることが目的なのですから。

 今回のアセスメント基準書の改訂の中で、私がいちばん価値があると思ったのは、アセスメントを「戦略」「組織」「業務」「結果」の4つと「振り返りと学習」に分けて、部分的に行うことが可能になったところです。もしかしたら、これは今までもできていたのかもしれませんが、あまり明確に切り分けられていなかったために、発想すらしていませんでした。

 ということは、前からずらずらとやっていくのではなく、結果から振り返って、うまくいっていないところに手を打つという、これは毎月でも毎週でも簡易アセスメントできるようになった、ということです。これはすごいことですし、企業のマネジメントの管理にも使いやすくなったと思います。

 もちろん、項目が少なくなった、というのも使いやすくなった要因ですね。審査員的にはかなり審査時間を短縮できますし、作業量も激減することが予想され、ハッピーです。

 ということで、アセスメント基準書改訂の意義は「使いやすくなった」ということかと思います。

 ただ、相変わらず言葉が難しくて素人にはわかりにくい、ということは変わっていないと思いますので、そのあたりの翻訳というか説明は、個人的に頑張っていきたいと思っています。



♯BSCの戦略マップにあてはめると、リーダーシップ→戦略→プロセスのところがうまく収まりませんね。ここいらは立体的に見た方がうまく図になると思いますが、それは今後の課題ということで…。
| 原口佳典 | 「経営品質」を分かりやすく語る | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

<< 顧客価値経営フォーラム2日目 | main | 第2回 フリースタイルカラテ東京オープン観戦 >>









http://blog.bizknowledge.jp/trackback/948007
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
灰谷孝のブレインジム・ラーニング コーチ募集(コーチングバンク) 無料 コーチング ロータリークラブ 吊革、つり革、吊り革、交通広告、AEDならラドフィック カーディーラー経営品質向上研修 相続・遺言なら新都心相続サポートセンター CSR コンプライアンス 経営倫理 実践研究 BERC 無料 eラーニング 「付加価値型」会計アウトソーシング−株式会社サンライズ・アカウンティング・インターナショナル
このページの先頭へ