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構造構成主義シンポジウムに参加
 今日は、早稲田大学で行われた「構造構成主義シンポジウム」に参加して参りました。

 そもそものきっかけは、西條先生の『構造構成主義とは何か』を、もうかなり前だとは思いますが、気になって購入していて、コーチングの研究のために2011年に日本支援対話学会を創った際、これはコーチングの理論化のアプローチとしても最高だ!と勝手に感動してファンになり、たまたま別で知り合ったドリームマップ普及協会の秋田さんから奥様経由で御紹介いただき、facebookでつながって…

 という、何だかよくわからない経緯。

 リアルにお会いするのが始めてということで、ちょっと緊張して参加しました。
 今回のシンポジウムは『思想がひらく未来へのロードマップ (構造構成主義研究5) 』の刊行記念ということで、本を持参すれば無料という太っ腹なものでした。

 さて、西條先生のお話は非常にこのシンポジウムの趣旨に合った理論的なお話でした。

 特に西條先生は「ふんばろう東日本」でおそらくボランティア組織運営の中から、何か新しい知見を得られたようで、今後はソーシャルビジネス向けのコンテンツも発信していくことになりそうだとか。そんな中で、「基本的に人は肯定されることを望んでいる」「人間は自らの関心を充たしながら生きたいと欲する」というような人間性に踏み込む原理の話をされていて、聴いていまして、非常にこれは哲学であるなぁ、と思っておりました。

 そして池田先生の登場ですが、これはぶっ飛びました。私は池田先生の御本は真面目な本(?)しか読んでいなかったですし、TVのバラエティ番組も見ないので、こういう話をされる方だとは全く知らず、衝撃を受けました。

 日本が今、閉塞的な状況にあり、なおかつ、いろいろな問題を山積みにしながら、震災を契機に、考えるのを止めている状態なのが危険だ、というお話でした。「人間は何か楽しみがないと生きていけない」という言葉が印象的でした。あくまでも生物学という専門分野から、人間も生物だ、と言わんばかりの神の視点からの正鵠を射た発言の数々。目からウロコというのはこういう方のお話のためにあるのだなぁ、と思いました。

 例えば、地球温暖化の何が問題なのか、というお話。生物にとって温暖化はプラスであり、むしろ問題なのは地球寒冷化である、というのは、私もいろいろ地球の歴史を調べていて思ったことでした。で、結局、公害問題対策のために出来た環境省が、公害が落ち着くとやることがないので地球温暖化に飛びついた、という説。だから、後に、二酸化炭素で地球温暖化というのが、データの捏造だとわかったとしても、いまさら止められなかった、というお話。京都議定書も無かったことになっていますし、そもそも二酸化炭素と温暖化の関係も証明されていない。

 でも、エコカーにしろ原発にしろ、ガソリン税にしてもシステムになってしまっているので、いまさら止められない。システムをどう安楽死させるのか、ということが問題だ、とおっしゃっていました。

 日本以外の世界では、食料問題とエネルギー問題が最大の課題で、世界中がそのためにいろいろな政策を行っている。日本は大丈夫なの? というお話でした。(かなり主観でレポートしています。

 池田先生は研究者であり、弁士だなぁ、と思ったのでした。

 さて、第三部はこのお二人の対談なのですが、果たして話がまとまるのか? と思ったら、案の定、池田先生はしゃべりまくり、西條先生はそれに刺激を受けて、という展開になり、これはこれでとても面白かったです。

 では、どうやってシステムを安楽死させるのか、ということ、そして西條先生の「ふんばろう」をどのようにケリをつけるのか、という話から、「ちょうどいい競争」「どうでもいいことはどうでもいいことにする」「時間が経てば解決することとしないことがある」「技術は倫理を変える」なんて話になりました。

 個人的に思ったことは、構造構成主義という考え方は、政治哲学とくっつくと、今、機能不全を起こしている民主主義のシステムに良い影響を与えられるのではないかな、ということです。今の政治システムはその根本に、誰の利権を守るのか、という利権の調整機能を主としすぎています。これはおそらく経済学的な政治学になっているからだと思いますが、こういう人間学とか哲学をベースにした政治論が出来ると、今、人が原因で起こっているような様々な問題は解決するんじゃないかな、と思ったのでした。

 今日、最も面白かったのは、西條先生が池田先生に質問した「構造構成主義の弱点は?」という質問と、その答え「真面目すぎること」でした。

 なるほど、と思いました。

 構造構成主義は対立を避け、皆の意見を同等に扱うか、あるいはメタ的な枠組みを作ることで最適な問題解決を探ろうというものです。しかしこの考え方には欠点もあって、絶対に相容れない思想的対立に対しては解が見つからないということです。分析のフレームワークとしては優れている。しかし、必ず問題解決できるかと言えば、それはわからない。

 一方の池田先生は生物学が御専門ですから、お互いに見て見ぬ振りをしながら共存共栄するという方法もあるんじゃないの、という立場でしょう。あるいは、皆が言いたいことをちゃんと言えばいいんじゃないの、ということかもしれません。そして、問題が今、解決できないとしても、それを解決するように進化する道を探せばいいんじゃないの、という、乱暴に言ってしまえば弁証法的解決を想定されているのかと。

 哲学者と生物学者の思考パターンの違いを見た、と言ってしまっては言い過ぎかもしれませんが(w。

 というわけで、あまりにも面白かったので、懇親会に参加しました。医療系の方、システム系の方、その他、面白い方がたくさんいらっしゃって、なんと5時間も語り合ってしまいました。(内容はいまいち、覚えていませんが…(笑。

 最後に西條先生と記念撮影。撮影者も酔っていて、大丈夫ゆーてたのに、ボケボケやん…。

 西條先生、池田先生、知的で価値ある時間を、ありがとうございました。

 ちなみに、西條先生には、次の学会誌への論文投稿も約束していただきました。光栄ですし、今からとても楽しみです♪
| 原口佳典 | コーチングの学術研究 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

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